« 2009年10月 | トップページ

2009年11月22日 (日)

七転び八起き 161

◇我が家のマイホーム計画①

入社以来、三十数年間にわたり会社が用意してくれた寮そして社宅生活を送ってきましたが、ある日を境にマイホームを持とうと思い立ちました。

長年患ってきた母の死、それを最期まで見守り、現実のものとして受け入れようとする父の言動、言葉ではなかなかうまく言い表せませんが、転勤族の宿命とはいえ、いつまでも社宅生活を送り続けているわけにはいかない、マイホームを持ち少しでも父を安心させたい、そんな気持ちがにわかに湧き上がってきました。今年の5月のことです。

そんな私の突然の言動に、家族一同驚くばかり、何とか冷静さを取り戻させブレーキを掛けようとする妻と私との間で何度か話し合いが持たれ、焦らずじっくり腰を据え、金銭面で無理をせず、自分達のできる範囲で(新築に拘らず)家を探していくという前提で、スタートラインにつきました。

話してみると、将来設計に対しお互いが考えている基本的な点から、考え方が違うことがあることが判ってきました。一戸建てかマンションか、場所としてどの辺りがいいか、そんな基本的なことからそれぞれが考えていることを話し合い、すり合わせていく必要がありました。細々とした事柄についてまで数えると実に多くの内容についておよび、こんなに話したことは結婚以来初めてといってよく、夫婦間での将来についての考え方もいろいろ判り、貴重な時間となりました。

新しい家には夫婦だけではなく、当然子供達も住むわけで、子供達の希望も聞きながらマイホーム計画が徐々に進み始めました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月19日 (木)

こころの健康フォーラム2009を終えて

こころの健康フォーラム2009 

こころつながるまち・かしわ~ の講演会等を終えて

平成21年11月15日柏市主催の「こころの健康フォーラム2009」において、ザフトメンバーの宮城秀樹氏の体験談発表と臨時の「おしゃべり広場」を開催いたしました。小春日和のとても良いお天気に恵まれて、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。

講演

  「うつ病とストレスケア医療」

     信田 広晶氏

(医療法人社団心癒会しのだの森ホスピタル 理事長)

体験談

 「わたしのうつ闘病記」宮城 秀樹氏(うつ病当事者)

 「ピアヘルパーとして働いて」ピアセンターあかり(当事者)

そのあと同会場のプラザにおいてNPO法人ザフトによる「おしゃべり広場」を開催しました。

時間 15:30~16:30

 うつ病当事者・家族によるおしゃべりの場です。

講演では、うつ病について研究が進み、いろいろな治療方法が出来てきていることの説明がありました。私が特に関心を持ったのは、人間は、元来昼行性動物なのだということ。暗くなれば眠り、明るくなれば起きて活動するのが自然の姿。しかし、電気の発明により、夜も活動できるようになった。ネット社会の到来により、24時間仕事に追われ、体内時計が大きく狂いだし、人間としてのリズムが失われ、結果的にうつ病のような心身を病む病気が増えてきているのだそうだ。できるだけ規則正しい生活を心掛ける必要があるのですね。

それから、食事療法として、身体を温める暖色系の食べ物、北国の食べ物、鍋物を食べること。身体を冷やすものを少し控えること。うつ病の方は体温が低下しているため身体を温める生活が望ましいそうです。確かに夏でも当事者の手足はとても冷たい方が多いのです。意識して重ね着したり、体の温まる食事をとって、体温を上げるようにすることが大切なのだそうです。こういう小さいことの積み重ねで少しでも症状が改善されたらいいなと思います。

 宮城氏の体験談では、病気が良くなったことについて話されました。この病気を自分なりに理解できたことと周りの支えがあったからだと力説されていました。

この病気は心身ともに休養しなければいけないが、なかなか最初はできなかった。たまたま読んだ「こころの日曜日」という本の中に、働き蟻というと勤勉の見本のようで皆必死に働いていると思っていたが、何割かの蟻は働かないで休んでいると書かれているところがあったそうです。それを読んで、自分は今まで一生懸命働いてきたのだから、今度は休む番なんだと心から思うことが出来たそうです。

朝から晩まで良く寝ていたそうです。でも家族を始め周りの方たちがあせらすこともなく、ありのままの氏を受け入れて温かく見守っていてくれたそうです。

氏は、今でもしていることに自分で自分をほめることがあるそうです。少し頑張ったりしたら、おまえは良くやっているね、頑張ったねと自分で自分をなでてほめてあげて、モチベーションを高めているそうです。

最後に当時も今も口ずさんで力づけられていると、よしだたくろうの「今日までそして明日から」の歌詩を読みあげて終わりました。

 「おしゃべり広場」の方は、たくさんの方が参加見学されました。ありがとうございました。みなさん辛い思いを一杯胸に抱えているので堰を切ったように話し始めます。最後に参加できてとても良かったとおっしゃっていただきました。時間の関係で十分におしゃべりできなかったことを申し訳なく思いました。微力ではありますがスタッフ一同少しでもみなさんのお役に立てたらと決意を新たにしました。「おしゃべり広場」へのご参加をお待ちしています。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年11月 7日 (土)

七転び八起き 160

◇アクセルとブレーキ

長い休職期間から職場に復帰して、もう(まだ?)1年半以上が経ちました。

(休職していた期間がかなり長かったので)復職しても暫くの間は、(元の職場とはいえ)当然のことながら休職期間中との環境の変化についていくだけで精一杯でした。

簡単な仕事をしているだけでも(極端な話、ただ座っているだけのようなことでも)心身ともに疲れを感じ、帰宅時間になる頃には、へとへとの状態でようやく家路に着く、と言うこともありました。

それが、本当に少しずつですが平日は職場、休日は家庭と言う生活パターンを心と体が覚えてきて、仕事の中身も徐々にですが、質量ともに充実してくると(まだまだ病気の前のようなレベルには戻っていませんが)、まだ自分の病気が寛解はしていず、定期的に通院し服薬を毎日(毎食後+就寝前)続けていることを、つい忘れがちになることがあります。

明日(物によっては翌週)に回しても構わないことを、つい勢いに任せて、その日のうちに済ませてしまおうとしたり、妻に言わせると「体調に合わせて適宜コントロールすることがまだまだできていない」ようです。

やるべき時はアクセルを踏んで進むことが必要でしょうが、反対に疲れを感じたり、感じなくても時々はブレーキを踏んで行動をセーブし休養する、健康な人でも必要なことですから、「まだ病気が治っていないのだから休むことも治療のうち」と、常々言われてきています。

頭ではわかっていることですが、実生活ではそれがなかなか難しいのですが、「難しい」で片付けてはいけないので、そう言われるたびに「ああ、またやった」と思いながら、心と体にブレーキを掛けるように心がけています。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

« 2009年10月 | トップページ