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2007年7月29日 (日)

七転び八起き 89

◇夏休み親子陶芸教室に行く

今日の午前中は、いつも陶芸を習っているカルチャーセンターの催しで「夏休み親子陶芸教室」と称する1日陶芸教室が開かれました。夏休みになると、いつも問題になる小学校の「自由制作」として活かせるのではと、子供と一緒に参加してきました。

今回の陶芸教室のテーマは「笑顔の埴輪」作りです。講師の先生の主旨は、周りの人にありがとうの気持ちを込めて笑顔を送ろうというものです。いつもの教室と同じように、参加者一人一人が自由な発想で自分なりにイメージした「埴輪」作りに取り組んでいました。

私はどんな埴輪を作ろうか前日に一応少し考えていきましたが、子供の方はその場で思いついたものを、さっさと作り始めました。私の作った物は、何処かの本か何かで見たことがあるようなありきたりな物でしたが、子供の方は「これが埴輪?」と思うような、見たこともないような物でした。子供の自由な発想にはかないませんね。

始めて粘土に触れた人がほとんどだと思いますが、小さい子供達も含め、みなそれぞれ味のあるものを作っていました。いつもの陶芸教室とは少し違う雰囲気の中、2時間という所定の時間があっという間に終わりました。皆が作った物は先生の方で素焼きし、カルチャーセンター経由で各自の手に渡るそうです。さて、どんな物に仕上がってきますか、皆の物が無事焼きあがってくるといいのですが、親子共々楽しみにしています。

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2007年7月25日 (水)

七転び八起き 88

◇仕事を持ち帰らない

「仕事の資料を常に何がしか家に持ち帰る」、これが病気になる前の私の普通の姿でした。電車の中で資料を見ていると、不思議と集中でき、頭の中に入りました。自分で作った資料の文章や内容のおかしな点に気が付き、業務中に作った資料の追加・修正や、構成・草稿に通勤時間を有効利用しているつもりでした。データやファイルはMOで持ち歩けば、かなりの作業が土日でも家でも可能です。そうやって、ここ何年かは当たり前のこととしてやってきました。

でも日常的に、こんな形が続くというのは、やはり変な話ですよね。徐々に頭の中で仕事に関することを考えている時間が長くなり、それ以外の時間とのスイッチの切換がハッキリしなくなり、気がついたらいつも仕事のことを考えている自分がいる、という状態になっていました。いくら仕事が好きでも、そんな状態がいつも続けば脳は休まらず、緊張状態が続き、ストレスがたまることになります。

でも、その頃はそれが別に変な事とは思わず、当たり前の状態と思っていました。あの日、突然その時が訪れるまでは・・・

仕事のことを考えるスイッチを意識的にでも切り替える、これが私が復職した後に課される最初の課題ではないかと思っています。

それには自宅には「仕事の資料を持ち帰らない」、そして「会社を一歩外に出たら仕事のことを考えない」、これがポイントになるのかなと、今考えています。

長年の習慣もあり、なかなか難しいことかもしれませんが自分のためです、何とか守っていきたいと思っています。

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2007年7月22日 (日)

七転び八起き 87

◇逆説の日本史

最近「逆説の日本史」を読んでいます。ご存知のとおり、もう15年位前に井沢元彦氏が書いたもので、また最近文庫本で書店に平積みされているところが多く、まだ読んでいなかったので、この機会に読んでみる事にしました。まだ読み始めたばかりで3冊目(古代言霊編)、平安時代に入ったばかりの辺りを読んでいる最中ですが、私達がこれまで「歴史的事実」として学んできた(教えられてきた)日本史上の定説を、他の事象を元に別の観点から見直してみようという著者の意図が見えてきます。

元々ある歴史上の資料を元として成り立っている歴史上の定説も、別の観点から見直すと、また別のストーリーが展開されていき、学校で習ってきた知識としての表面的な日本史とは、かなり異なる視点からの捉え方もあり、これからの進展も楽しみです。

作者の考えをすべてそのまま受け入れるつもりはありませんが、中には「なるほど、そういう考え方もあるのか」との思いや疑問も生まれてきます。

・「卑弥呼」とは本名ではなく、単なる呼称だったのではないか?

・「聖徳太子」は何故死語にそう名づけられたか?

・「聖徳太子」は何故天皇になれなかったのか?

・何故「日本書紀」に天武天皇の没年齢が明記されていない(天武天皇だけが故意に書き落とされている)のか?

独断と偏見の説もあるかもしれませんが、いろいろな想像が掻き立てられます。

私達が常識・当たり前と思っていることでも、実は見る視点を変えたり、定説の前提となっている事象の捉え方を変えてみれば、結果が変わってきたり、今まで常識と思っていたものが常識でなくなってくるかも知れません。でもこれは特に日本史という事に限った事ではないのかも知れません。

今自分の置かれている状況を別の視点から見てみると、まったく別の状況が考えられてくるかも知れません。

・もし私があの時、うつ病にならなければ?

・もしあの時、今の病院に出会わなければ?

・もしあの時、ザフトに巡り合わなければ?

これらはすべて仮定の話ですし、もしあの時うつ病を発症していなくても、別の機会に発症していたかもしれないし、思うような病院に巡り合えずあちこち彷徨っていたかもしれません。また柏付近に住んでいなければザフトに辿りつくことができなかったかもしれません。

いろいろな巡りあわせで現在の状況(病気、病院、ザフト)に至った訳ですが、それを否定的に捉えるのではなく、すべてを受入れこれから前に向かって歩いていきたいと思っています。

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2007年7月18日 (水)

七転び八起き 86

◇自分の道を自分のペースで

歩く時や普段の生活、また仕事をする時でも同じですが、何かをしようとする時、人には皆それぞれ、自分のやり方やペースというものがあります。

同じ場所と場所の間を行くにしても、いろいろな道(ルート)と手段があり、また途中で乗り換える人もいます。時には立ち止まり、自分の進んできた道を振り返って、考え直してみたり、ペース配分を見直し、その時の体調に合わせて、調整するということも必要になるかもしれません。

今は、私の人生にとって、そんな時期なのかなと最近思えてきました。若い頃のようにガムシャラに進むことは、もう体力的に無理ですし、老後も視野に入れて、これからの行き方をじっくり考え直してみる、そんなことが必要な時期なのかなと思います。

今回のうつ病の発症、休職がそのためのきっかけになってくれ、今までの、そしてこれからの自分の生き方(ルート)とそのペース配分を見直し、改めるべきは改める、そんな事に役立てられれば、病気になったのも無意味ではなかったと言えるのですが・・・

PS:ちょっと力が入ってますかね。肩の力を抜いてリラックスですね!!

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7月のおしゃべり広場の様子

昨日7月17日(火)の午後開かれた「おしゃべり広場」の様子をちょっと紹介します。

家族会 : 5名

患者さんが落ち着いている方が多く集まりました

        お子さんが病気になり、お母さんは理解をしているけどお父さんが理解不足で困ると言う声が上がりました。

        新しい事を自分から切り開いていこうと考えているお子さんを見守る御両親の温かさが感じ取れました。

        復職が順調にいっているが、無理をしないでほしい

        回復してきたら、地域との関わりを持つようになり外に出る回数が増えてよかった。

当事者会 :11名(初参加の方が多く4名もいました)

女性・・5名  男性・・6名

復職に向け動き出している方、回復期の方、急性期の方といろいろな方が集まりました

        辛い時は何も考えずに休むこと

        頭の中がグルグルしている時はとにかく休む!!!

        辛くても自分で動かざるを得ない場合が多く、その時は頓服の服用を主治医と相談して・・

        病気と気になる事は別けて考えることが、病気を治していくためには重要(急性期を過ぎてから)

◎ 少し調子がいいと、つい病気のことを忘れて動きがちだが、調子のいい時ほど気を付けて行動した方がいい

以上のような話を含め、いろいろな話や意見が活発に出ていました。

次回は8月21日(火曜日)です。

追伸:健康雑誌ベーグルの編集スタッフがおしゃべり広場に参加しました。

  「主婦のうつ」を特集を考えているそうです。

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2007年7月14日 (土)

七転び八起き 85

◇治癒と寛解(復職)

うつ病ではよく「寛解」という言葉が使われます。

広辞苑によると「病気そのものは完全に治癒していないが、症状が一時的に軽減または消失する」ことだそうで、白血病の場合などでも使われているようです。

うつ病では、日常の生活に支障がない状態にまで症状がある程度安定し、回復した状態を言うようで、他の病気や怪我で一般に使われている治癒とか全快とは、少し違うニュアンス・意味合いで用いられる言葉のようです。

それだけ、この病気は「治った」という言葉で簡単に片付けられないところがあり、心身の調子とうまく折り合いをつけて、気長に付き合っていくつもりでいなくてはいけないのかもしれません。

また心身の状態が安定してきても、それですぐに社会(職場)復帰できるケースは少ないようです。病気をしている間に落ちた心身の体力(耐力)を取り戻し、普通の人と同じような社会生活を送れるように、徐々に練習し体力を備えていかなくてはなりません。

本当に焦らず、主治医の指示に従って、自分なりのペースで一歩ずつ、歩を進めて行ければいいですね。

PS:寛解して職場復帰した先輩達の御意見・アドバイスをお待ちしています。

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2007年7月11日 (水)

七転び八起き 84

◇急がば回れ

今行なっている通勤練習のペースですが、ここまで大体月1日のペースでステップアップしてきています。

最近は少しもどかしく感じることもありますが、ここはあくまでも主治医の判断にゆだねることとして、一歩ずつ階段を上っていくしかありません。

もうここまで来てしまったら、いまさら焦ってもしょうがありませんし(最近どこかで聞いた言葉ですが)、<急がば回れ>の気持ちです。

このペースが結果として、最終的にいい結果につながることを信じ、あまり先のことは考えず、ゆったりとした気持ちを保って、日々の生活を着実にこなしていくことだけを心がけています。

今は社会復帰したザフトの先輩達も、こうした気持ちの段階を踏んで行ったのだな、と改めて思いながら・・・

PS:(最近の話題から)

・あと何人 事務所費問題 膿みを出せ

・情けない こんな大臣 もう要らぬ

記者会見で答弁(言い訳)を聞くたびに、だんだん腹が立ち、嫌になるばかりですね。

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2007年7月 8日 (日)

七転び八起き 83

◇1日一句

先日テレビを見ていたら、ある俳優が学生時代に毎日一句寝る前に俳句(らしきもの)を作っていた、と言う話をしていました。

俳句などというものは、それこそ学生時代に知識として覚えただけで、今までの人生で縁も所縁もありませんでしたが、テレビを見ていて「これは何となく面白そう」という気持ちになりました。毎日とはいかなくても、日常生活の中で見たり聞いたりした事で、自分で感じた気持ちを短い言葉で言い表せたら、結構いいのではないかと思い立ちました。

季語など、最初はあまり形にとらわれず、感じたままの気持ちや、見たままの現象でも構わないから、自分の感性で言い表す、<一考の価値>はあるかもしれません。

PS:時事川柳と言う手もあるかも(?)

・病癒え 右肩上がりの 春を待つ

・年金に 老後を託す 夢はなか

・何か変 在宅介護 誰の為

・ミンチ偽装 食の安全 何処行くの

(最近の話題からですと、こんな感じでどうですかね)

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2007年7月 6日 (金)

会員募集

ザフトでは会員を募集しています。ブログのプロフィールにも示してありますが、ザフトの会員には次のような種類のものがあります。

○正会員

 :NPO法人ザフトを一緒に考えてくださる方

○利用会員

 :患者さんや家族の方で「おしゃべり広場」・「開放Day」・「夜のおしゃべり広場」などを利用される方(勿論ビジターでもOKです)

○賛助会員

 :何もできないがザフトの活動に賛同できる方

 :「うつ病」に手助けがしたい方

上記の通り、随時会員を募集しています。皆様の真心でザフトは支えられています。

連絡先 TEL : 04-7163-4533

      FAX : 04-7163-4531

      NPO法人ザフト事務局 : 宮城・菅原まで 

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2007年7月 4日 (水)

七転び八起き 82

◇ここまで三年

最初にうつ病を発症してから、もうすぐ三年半になろうとしています。

当初は4ヵ月間自宅で療養し仕事に復帰しましたが、3ヶ月であえなく再びダウンし、現在の長期休職状態になって、もうすぐ3年になろうとしています。

この3年半の間に都合2回大きく転びましたし、小さな躓きも何度かあります。そのたびに家族や主治医、そしてザフトの仲間達を含めた周りの人たちに助けられ・支えられ、どうにかここまで来れたと思っています。

でも本当はここからが大事な時期であり、詰めを誤らず、焦らず、あくまでも自分のペースで社会復帰に向けた道を進めていければいいと思っています。

アクセルとブレーキを上手く使い分け、ハンドルを切り損ねないように注意して、これからも進んでいこうと、改めて心に刻み直しておきます。

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2007年7月 1日 (日)

ザフトからのお知らせ

最近また「うつ病」がテレビ・新聞等でよく取り上げられていますね。

辛い思いをしている人、家族の皆さんで支えているけれど、どうしたらよいか悩んでいる人、ぜひ一度ザフトに足を運んでみませんか? 何かのヒントになるかもしれませんよ!!!

辛い思いを経験している人達が多く集う場所です。最初の一歩は勇気が要りますが、一人で考えていてもなかなか前には進みませんよ。

家族・当事者・関係者で成り立っているザフトは安心できる場所です。

笑いあり、涙ありの楽しい会です。皆さんをいつでもお待ちしています。

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七転び八起き 81

◇生活の変化

朝起きて、朝食を採り、着替えてから散歩に出かける。これが暫く前までの私の普段の日の生活の始まりでした。

それが週2回の通勤練習を始めてから、徐々に生活に変化が見られ、今週からは週に4回の通勤練習になります。今までの生活とは様変わりし、平日はほとんど<通勤>です。

<通勤>による調子の変化を自己観察していますが、お蔭様で今のところ大きな変化は無く、少し頭が重く感じる「心因性の頭痛」が相変わらずあるだけです。片道約1時間半、往復で3時間の<通勤>時間は、今では別に特別な物ではなくて、自然な事として、一日の中で流れていくようになって来ました。

今はただ体調を見ながら、1日一日を確実に進めていくよう心がけています。その1日一日の積み重ねの結果が、良い方向に向かっていく事を信じて・・・

何とかこのまま、週5日の通勤練習でも大きな問題が起きないことを願っています。

もう少しの間、私の日々の経過観察は続きます。

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